ZaimのバックアップをEvernoteにとれるのは手動で追加した項目だけ？ということに今日気づいた。完全にZaimとEvernoteの連携について確認するのを忘れていた（というか重要ではなかったので放置していた、が正しい）。Evernoteとの連携についてレビューしている記事ではみんな良いことしか書いていないので、実際の使用感とか、どこまで、どんなふうに機能しているのかとか、そういうことまで書いている人はいるのだろうか？
ということで、たぶん貴重なEvernoteのZaimバックアップサンプルである。
分かっていたことだが、Evernoteスタイルになっているので他媒体にアウトプットすることは基本的に面倒くさい。他の人もレビューしていたが、クラウドでのバックアップがEvernoteとしか連携しないのは使い勝手が悪い。さらに今日気づいたことだが、バックアップできるのはあくまでZaimに能動的に登録した情報だけで、銀行やクレジットで連携していて自動的に記録される項目はバックアップしてくれないのはこれまた微妙。さらにさらに、運営のサポートが終了している（詳細はEvernote にデータが反映されない）ため、もはや文句も言えない。
まあ、バックアップしたいならcsv形式で確か出力できたよな、と思って、PCからログインして確認してみると、
これまでの入力をCSVのテキスト形式でダウンロードできます。無料会員の方の場合、手入力した支出と収入のデータが出力しますが、いくつか表示項目に制限があります。プレミアムサービスに加入していただくと連携先から自動的に取得したデータおよび振替も含まれるようになり、またダウンロードできる期間も拡大します。
腹落ちした。無料会員なのでEvernoteでも手入力したものしかバックアップされなかったのか。せめてEvernoteとの連携を説明しているページには書いておいてほしいが…。しかもcsv形式でも手入力データのみか。結局出力をまじめに考えるなら有料会員になる必要があるらしい。それは二大巨頭のもう片方MoneyForwardも同様で、あちらはそもそも有料会員限定でcsv出力できるらしい。ざっくり比較した人の記事があった（マネーフォワードとZaimでCSVデータを出力（エクスポート）する方法）。
結局、他のいろいろなところで書かれているものと合わせて、
- 現金利用が多いならZaimのレシート読み取りが優秀
- FX等を含めて資産運用まで管理したいならMoneyForwardが広くカバーしてくれる
- ただ単に今の残高と入出金を把握できればよいならどちらでも無料でカバーしてくれる
- バックアップを意識したいならどちらにせよ有料会員
という結論に相成った。現状は資産運用をしていないし、バックアップは手入力分は最低Evernoteに入って、それ以外はこれまで通り個々の銀行ページ等から直接csvとpdfで出力できるから定期的に手動でデータを回収することで何とかなるか。