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確かに、農業はコミュニケーションツールの1つとしても利用できて、あくまで農作業がメインなのでとくに目を合わせるわけでもなく、平時よりよほど気軽に会話できる。また、農作業は正直誰でもできる。その意味では仕事としてのハードルが非常に低く、誰でも取り組みやすいという点は大きい。さらに、他の事でも言えることではあるが、農業だと自分で行った行為が直接収穫物として反映されるので達成感が得られやすい。

仕事の報酬が分かりやすいこと、仕事のハードルが低いこと、コミュニケーションが容易に行えること、さらに言えばとくに地方では言えることだが、農作業では地元民の知恵や経験も生かせるので地域の理解が得られやすい。あと体を動かす事は結構大事で、身体的活動、というか心は身体の状態に誘導されるのでまず体から入るというのは良いアプローチ。あと忘れてた、そもそも農業従事者が減っているので、週一であっても農作業手伝ってくれる人がいる事は、農業界としても非常に助かるWin-Winの関係が築ける。

あと何が考えられるかな。確かに働きがいそのものを感じる、または感じる方向に誘導すると言うのは有り、じゃあどんな仕事をしようと思えるようになるのだろうか。1番シンプルなのは農業従事者になってもらうこと、それは間違ってはいないが、個人的には幅広く選択肢を持ってほしいと思う。そうするともっと混乱するかもしれないからこれは塩梅が難しいのだが、たとえば農作業にもDXやICT技術は使われ始めているので農作業から一歩進んだそういったことに興味があるかないかを尋ねてみるというのもいいかもしれない。

働く気が起きないと言うのであれば難しいが、やる気が出ないからやる気が欲しいと言うのであれば、個人的な経験から結構アドバイスはできるかもしれない。個人的にはまずジャーナリング笑