巻組|石巻のクリエイティブチーム

巻組の仕事は、「場所づくり」「人材プラットフォームづくり」の両輪を回して好循環を形成すること。そして、その循環をサポートする様々なクリエイティブ・サービスを提供すること。それにより、人口減少の進む地域を「オモシロイ」場所にして、誰もが「心が喜ぶ幸せな生き方」を追求できる環境づくりを目指します。

本日18:00-19:30で、巻組の代表渡邊さんと双方向コミュニケーションがとれるイベントに参加した。

参加者はなんと2人。やばい20人しか募集してないYouTube LIVEで100人超観てたからはよ申し込まな!と思っていた 笑

連絡が3日前と急な告知で、参加費も3000円。安いとは思わなかったが、creative HUBのクラファンは知った時点で終わっていたし、その代わりとしてちょうどいいか。第1回に参加していたってコア感出ておもしろいし。ということで。

最初5分は2人ということもあって軽い自己紹介。15分くらい事業紹介が渡邊さんからあって、あとはずーっと質問タイム。

以前巻組イベントで思ったこと(→真っ白リノベビルとひび割れ茶色外壁家屋のコントラスト(March 16, 2021))を渡邊さんに聞いてみたら、「ピンポイントリノベが広がることはリノベではなく再開発だ」と指摘された。なるほど。あと、変化できない人を排除するべきだとは考えていなかったが、その人がいる結果地域にコントラストが生まれるわけではなく、多様性としてむしろ良いことだというのはその通りである。

無意識に「もの」、今回の場合は建物にフォーカスしていたが、不動産であっても関わる根底にあるのは「ひと」であることを再認識した。その意味で、リノベが点で行われるからといって人もそうであるとは限らないし、人同士の相互作用は複雑多岐に渡るのでその広狭を尺ひとつで測ることは不可能である。「地域のクリエイティビティが広がること」=「リノベが広がること」ではないのだ。

外観は第一印象だが、ボロい見た目でも実は……みたいな、サビサビが好きな人やギャップに惹かれる人も(半分結果的に)ターゲットにできているのはおもしろい。サビサビってワビサビみたい(笑)

現代の価値観が、大量消費社会におけるマス中心から、個々の多様性を尊重する多種多様なものへと変化していることを、不動産として実践している。思えばネクタイは不要私服OKとか、努力ではなく成果とか、外見を重視しない価値観も浸透し始めている社会では、外観がボロい見た目というのは的を射ているかもしれない。

他にも、巻組のアイコンが持つ意味とか、巻組に不足している能力とか、本当に個人面談かってくらい色々質問して楽しかった(小並感)。