オモシロ不動産大作戦特別編_omusubi不動産 殿塚健吾さんにクリエイティブ人材を集めるコツを聞いてみよう〜! - YouTube

以下、[3月15日(月) 緊急オンライン配信(視聴無料)]… - 合同会社巻組 Makigumi LLC | Facebookより。

[3月15日(月) 緊急オンライン配信(視聴無料)]
オモシロ不動産大作戦特別編リノベーション・不動産にご興味ある方必見!

石巻の人気コンテンツオモシロ不動産大作戦を特別にライブ配信します。
DIY可能賃貸の管理戸数日本一をほこり、クリエイティブ系人材に絶大な支持を得る不動産屋さんであるomusubi不動産の殿塚さんをゲストにお迎えし、クリエイティブな人材を地域に集める手法について掘り下げます。
対談するのは、石巻工房のショールームなどが入居するIshinomaki Home Baseオーナーの若林明宏さん。
Home Baseから実際に中継します!

↓視聴はこちらから!
https://youtu.be/lUtDKSLBQ94

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>殿塚健吾さん
omusubi不動産代表/宅地建物取引士
1984年生/千葉県松戸市出身中古マンションのリノベ会社、企業のCSRプランナーを経て、房総半島の古民家カフェ「ブラウンズフィールド」に居候し、自然な暮らしを学ぶ。震災後、地元・松戸に戻り、松戸駅前のまちづくりプロジェクト「MAD City」にて不動産事業の立ち上げをする。2014年4月に独立し、おこめをつくる不動産屋「omusubi不動産」を設立。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」など多くのシェアアトリエを運営。空き家をDIY可能物件として扱い管理戸数は日本一。2018年より松戸市、アルス・エレクトロニカとの共同で国際アートフェス「科学と芸術の丘」を開催。2020年4月より下北沢BONUS TRACKに参画し、2号店を出店。田んぼをきっかけにした入居者との暮らしづくりに取り組んでいる。

>若林明宏さん
保険会社海外駐在員として、アメリカや東南アジアなどで活躍。
貿易に関わる保険業務を担当。法律や販売管理、海外販路開拓に関する経験を積む
2018年に早期退職し、稼業の大家業を承継する。
たまたま見ていたインテリア系の雑誌で石巻工房のデザインに惚れ込み石巻で家具製作に取り組みながら、工房の海外販路の開拓業務をプロボノで手伝い始める。東京と石巻の2拠点居住を始める。
石巻で、暮らすうちに大家業の可能性に目覚め、石巻工房のショールームをIshinomaki Home Baseを開設。

千葉県松戸市か、東京理科大学葛飾キャンパスに出張したとき、泊まったホテルが松戸駅近くだったな〜って思い出しながら観た。

omusubiは単純に顧客と不動産という関係ではなく、境界が溶け合って、入居者を文字通り巻き込む形で事業を展開している。オーナーを口説くことといい、入居者が協力してくれることといい、なかなかの人たらし。かと思うと特段そうではなく、ビジネスライクな信頼関係を築くことに真摯な方という印象をもった。ちょうどクリエイティブとリアルの境界に立って仲介している感じ。やっぱそういうポジションいいよね。なるほど構成作家か。

コロナの後押しもあって、クリエイターと不動産の相性がよくなっているというか、不動産業にクリエイティビティが求められ始めている。世の中の流れ的には別に不動産業界に限った話ではないが。そういえば「DIYしてクリエイターと地域を活性化させる」ということの市場規模ってどんなものなのだろうか。

個人的におっ、と気になったのは、動画の27:35で紹介されたbuilding C、の隣のTimes駐車場奥にあるボロボロの民家?である。これを見たとき、今までこういったリノベDIY事業とか団地プロジェクトを見るたびになんだかもやっと出てきていた何かの正体が少しわかった。

つまり、ピンポイントここだけリノベ、をするとある種の不協和音感が出てくる。下町からニョキッと生えたように見えるスカイツリーとか、商店街の隣に大型ショッピングモールがあるとか。自分は平成生まれなので時代に取り残されたと感傷に浸るわけではないが、アンバランスさが良い方向にのみ果たして転んでいるのかと気になってしまう。

富めるものはますます〜ではないことも理解している。ただ、こういった事業は種結晶的であってほしい。つまり、周囲との「よい」化学反応が望まれる。連鎖的にリノベの機運が隣の建物や地域で高まり、同方向に変化してもいいし、あるいは別の特色を出すことに全力を注いでも良い。しかしここで、そうであることを選択したわけでもないのに周囲の変化から取り残されるとか、反発の連鎖を生むことにならないよう、地域や社会はては個人との未変化部分といかに親和していくかを常に意識して行動に示すべきである。

変化がゲリラ的に行われることはアーティスティックではあるが(Banksy)、クリエイターとともに開発するこういった事業を連鎖的に広げて人々の意識から改革していくことは社会彫刻としても重要で、クリエイトドリブンの世界を創り上げる第一歩になると信じている。