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世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法 | ピョートル・フェリークス・グジバチ |本 | 通販 | Amazon
感想
読んでいる最中に心が動いた箇所はマーキングしていたが、こうして見返してみるとけっこう多い。とくに前半は丁寧に読んでいた気がするのでそれだけマーキングも増えてしまった。正直本の内容なんて大して覚えていられないので、もっとマーキングの閾値を上げていいかもしれない。
マーキング内容から、今後すぐ実践できるものを考えると
- Clueを集めてアイデアを出す
- 時間を区切って成果を出す
- 会議の前に1分間瞑想する
- Facebookを整える
Facebookはマジで必要。SNS自体ろくに触らないし、ツイッターをしているからそれでひとまず十分なんて考えていたが、ついこの間知り合った人と連絡先を交換する段になって、Facebookやってますか?→いいえ→じゃあLINEで、という流れ。正直LINEは必要なときに連絡するくらいで、つながること自体を意識して使えないと思う。実際あれ以来その人とは連絡をとっていないし、LINEでは必要になったときでないととれない。圧倒的にFacebookのほうが伝えられる情報も多いしね。ひとまずアカウントは作っていたが、もっとちゃんと整備しよう。
あと、とくに今後活かせそうなのは
- カレンダーの共有
- How to use meファイルを共有
- フィードフォワードの発想
人と働く機会が増えてきたら、以下のまとめをもう一度読み返すのも良さそう。若干読むタイミングミスった?まあこの前にピョートルさんの「疲れない働き方」を読んでいたので、共通点を見つけたりして同じ本を2度読んだのに近い感覚を得られたから内容の刷り込みには使えた。のでOK!
おまけ:目次で予習
おまけだが、第4章までは目次を見て内容を予習するのをノートに書いてやってみた。これなら内容を考えやすいかなと思ったが、結論としては、書くことに時間がかかるのと、正味予習内容を覚えていられないので目次を見て内容を想像したらすぐにその項目を読み始めたほうが良い。3章から目次を写しきらずに行っていたが、書くこと自体めんどうになった。
目次から内容が容易に想像できそうなら超流し読み。せいぜい太字箇所があればその前後を確認するくらい。
抜粋まとめ
とくに自分が重要だと感じたところや心に響いたところだけ列挙する。各章終わりに内容のまとめがあるのでそれを見るだけでもだいたい事足りる。
- プロトタイプ思考:文章をプロジェクターに映してみんなの前で文章を作ってしまえば同意も取りやすい
- 自分の役割の隣を考えることでわからないことをカバーする:例えば相手からの要望があったとして自分だけでは判断や処理がしきれないと思ったら自分の役割はここまでだけどその隣の役割は誰が担当しているのだろうか、と考えればいいのです。その人がすぐ答えられるものなら、その場で電話して聞いても良いでしょう
- 必要なリソースを相手に伝えて解決を図る:この問題を解決するには、これとこれが必要だから集めていきましょう
- スケジュール管理は最初からカレンダー共有で時短:僕もカレンダーは、空いている時間だけを公開する設定にして、多くのお客さんと共有しています。
- アクセス制限とかしている場合じゃない:クラウドサービスと言うのは本来、どんなデバイスからも同じようにアクセスできることが売り
- クリエイティブな発想には集合知を活用する:挟む素材は、ライバル企業の新商品、斬新な切り口の広告デザイン、街中で見つけたおしゃれなお店の写真、話題のテレビドラマのワンシーン、肌触りの良い服の素材、最近ハマっているアプリやゲームの画像などなど、何でも構わないので、各自で持ってきてもらうと良いでしょう。これを僕は「クルー(clue)」
- スプリントを研修でも:研修では、1時間なら1時間と時間を区切って、必ず成果物を出してもらいます。
- 勝手にやる気が出たらそれが一番:誰かが考えたプランが上から降ってきて、命令通りにそれをこなすのではなく、みんなで考えたプランを実行するわけですから、力の入り方が違います。当事者意識を植え付けるまでもなく、最初から誰もが当事者なのです。これは強いモチベーションにつながります。
- 原点はカオス:これとこれは似ているから同じカテゴリに入れて、共通点を作り出すと言う頭の働きと、こっちにあるものとあっちにあるものを、なんとなくつなげてみたらビビットきたと言う頭の働きは、似て非なるものです。クリエイティブな発想で求められるのは後者の働きですから、理詰めで分析を加えるのではなく、素材はあくまで素材として、無造作にほっぽり出してあるのがいいのです。
- 集合知にデータはいらない:集まった人たちには、あらかじめバイアスを持たせないように、あえて数字等のデータは見せず、制約をなくしたところからコンセプトを考えて貰います。
- 現状維持はありえない:10倍で考えると、仕事がルーティンにはなりません。
- ミッションの共有が重要:トップがあまりに大きな目標を上げると、下がいぶかしがってついてこないと言うことも耳にしますが、Googleでは、トップが世界のため、社会のため、周りの為と言って、総合的にすごく意味のあるゴールを提示してくれるので、そうした心配は不要です。
- ブレスト型思考:止めるためにあげているわけでは無いのです。できない理由を挙げる人がいたら、ぜひそれを建設的に捉え直してみたらどうかと思います。
- 「5/5/5ルール」今から5週、5か月、5年後の未来を考えて何が必要か推し量る人が10xに成功する:短期中期長期で考える
- 信頼の醸成:相手が「上司が自分のために時間をとってくれている」と思うか、「自分が上司のために時間をとっている」と思うかによって、その1対1の時間の意味がかなり違ってくる
- 上司の使い方を教える:僕は個人的に「how to use me」つまり「ピョートルの使い方」と言うファイルを共有ドキュメントに入れていました
- 3歳児たれ:成功している人たちに共通するのは、子どものような好奇心を持っている
- 自己紹介等の前置きはほどほどにして、いきなり本題を切り出す位でちょうどいいと思います。むしろ、そこでこちらが遠慮して、相手に価値を提供できなければ、次はないことを肝に銘じておきましょう。
- 本社から高いポジションの人が来て、スピーチをすることがあります。その時に、鋭い質問をして、会議が終わった後に、すぐ話しかけて、答えてくれたことへのお礼と簡単な自己紹介をしていく
- 必ず相手に何か情報を提供します
- まずは覚えてもらう
- そのキーパーソンの動向を徹底的に調べます
- 最初から狙いをつけたターゲットがいないパーティーでは1番盛り上がっているところに行くのが鉄則
- Facebookには誕生日を表示する機能が付いているので、「誕生日おめでとう。最近何をやっているんですか?」と一言メッセージを送るだけで。自分の存在を思い出してもらう
- 逆に、仕事は頑張っているのだけれど、質問すると嫌そうな顔をする人は、目の前の仕事に追われているだけで、全体への興味が薄かったり、「自分の仕事を言語化できていない=深く考えていない」可能性もあります、そういう人は、最終的に成功しないと思います。
- 違う部署の人に「あなたの仕事が知りたいので、隣に座って見ていていいですか?」
- 自分が気づいてない情報は、今後のことを考えるにあたって、1番の宝物になると思います。
- フィードフォワードと言うのは、単純に言えば「私はこれから、どうすれば良いのですか?」と言う話です。例えば、何かの仕事をした後に振り返るのではなく、その仕事をする前に、これを解決するにはどうしたらいいですか?と、人に聞いてみる
- 今すぐに何かが得られるわけではなくても、その人とつながっていることで、いつか何か新しいことが始まるかもしれません。相手がすごいネットワークを持っている人なら、ちょうどいいタイミングで人を紹介してもらえるかもしれない。だから勝手に自分には関係ないと決めつけないことが大事です。
- 一方ただ相手からもらうと言うだけでなく、こちらからどんな情報提供すれば、相手も喜んでくれるだろう?と言う意識を持つことも大切です
- 信頼関係ができて、利益につながったのは、まず自分がやりたいことを世界に向けて発信する方だったのです
- ギブしてギブしてギブして、たくさんあげたら戻ってくる
- 例えばビデオ会議の前に、1分ぐらい瞑想をします