久しぶりにグラレコ形式でまとめてみた。所要時間は45分。なんとも。

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適当に感想

YouTubeでも短くまとめたものがあがっていたので先に見て予習してから読んだ。

まあ第1章を読み終えてから数か月放置してしまっていた(意外にも内容はある程度覚えていて一人で感動していた)ので予習効果がだいぶ弱まったのは反省している。

多少なりとも自己啓発本を読んでいると、1、2割は内容が被っている気がするが今回も一部は既知だった。たとえば、グラレコでも完全に省略したが睡眠の項目はTEDとかで知っていた。しかし知っているのと実践できるのはまったく別次元だということも思い知らされている。毎日同じ時間±1時間で起きたいのだが……

とくに気になった項目をあげるとするならば

  • フローに入った次の日の創造性はさらに高まる
  • 日本は19世紀の和食は米国式より悪質だった(2隻の軍艦による比較実験)が、戦後の給食制度を経て格段に健康的な食生活を提供される環境になっている
  • 炭酸ガスが含まれていると酔いやすい(ビール、ハイボール、発泡酒)
  • 思いやりは鍛えられる
  • 信用=「ある物事が嘘偽りない、間違っていないと受け入れられる」、信頼=「ある人や物事の存在に価値を感じている、その人や物事を尊重している」
  • リスクの語源”risicare”は「勇気を持って試みる」
  • “Manage your manager”

結構多いな。それだけ実りある読書だったということでよかったよかった。一部は豆知識の要素が強いのでグラレコには載せなかったが、信用と信頼の違いは覚えておきたい。

結構実践できているものもあってうれしい。90分スプリント型はポモドーロテクニックそのもの。90分ではなく長くても60分だが、正直90分は長い。というか60分で計ってちょっとオーバーしたら90分弱になるから構わないか。本来オーバーしては行けなかった気もするが 笑

飲みニケーション、コロナ禍でいよいよ死語になりつつある気がするが、ポジティブな面があったのは確かなことなので、いいところを学んで飲まない場でも意識するべきだろう。

一人でいるとシステムシンキングができていない。目の前のタスクで精一杯というよりも自己中な気がする。あとはまじコミュニケーション。飲んで饒舌になったらまだ飲みニが使えるかもしれないが、だいたい他人が酔っ払っているのを見て覚めるタイプっていう。お菓子からってのは、研究室を出る直前にやってたな……さすがに遅かった。

マネージャーの勉強は絶対に必要。というよりマネジメント力は学びつつ実践するこの両方がないと鍛えられないので、「re:Work」も機会があればチェックしたい。正味マネージャーになる予定もないのにこの分量を学習するのはつらいので実践と平行するべきだろうなとは思っている。

補足的ななにか

以下、読む前から読んでいる最中のメモをそのままコピペ。この内容をさらにまとめたのが上記グラレコ。

自問 なぜ読むのか

  • 今まで、疲れるような働き方しかしてこなかった気がする
  • 今は働いていない状態だが、好きなことをして生きていくことを自分の働き方とする場合にヒントとなるものが得られそう
  • 仕事量と疲労が比例しない生き方をしたい
  • IT業界に入るつもりなので、トップクラスのGoogleの働き方が気になる
  • 在宅やフリーランスの場合、疲れない働き方を自覚しているか否かはかなり重要だと思う

読書メモ

1章 時間のマネジメントから、「集中力」のマネジメントへーーフローに入れる環境をつくる

  • 一日のうち1.5時間フローに入れば生産性は2倍
  • フローの入り方17個
  • あとは音楽とかで環境作り
  • 集中マネジメントのため、反射でタスクに対応しない。常にイシュードリブン

45 フローに入った次の日の創造性はさらに高まる びっくり。短期的ではなく長期的効果があるとは

60 好奇心を持って集中しよう 多動力、イシューからはじめよ、に通ずる。まず「自分」が好奇心を持つ

77 ピョートル版マインドフルネス 自分に合ったやり方を見つける:落ち着いて深呼吸し、自分の周りの出来事を周辺視野で捉える、吸う息が身体全体に巡ることをイメージするボディスキャン、会議の前に3分間

第2章 疲れず生産性を上げる「エネルギー」と「感情」のマネジメント

  • メリハリ=90分スプリント型マネジメント(年収型思考=自分の市場価値中心)。マラソン型(時給型思考)は製造業には良いがそれ以外では不向き。エネルギーが高いときに合わせて高度なアウトプット、低いときは考えずできること等の低度な活動をする。またはエネルギーを高めるために瞑想、目的の再確認を行う。
  • ルーチンを作って余計なエネルギーを使わない。同じ服を着る、落ち着けるカフェを見つけておく、会合場所を固定する
  • イライラ(パッシブアグレッシブ)や疲れたとき=エネルギーが一時的に低いときは頑張らず、時間を置く

第3章 確実に自分をチャージする食事・睡眠・運動の習慣

  • 行動経済学的に自分の食習慣をコントロールする:目に見えるところにお菓子は置かない(糖質は脂質より太る)、満腹のときに次の食事を用意する
  • 自分で料理すると普段の外食の実態が把握できる
  • 日本は19世紀の和食は米国式より悪質だった(2隻の軍艦による比較実験)が、戦後の給食制度を経て格段に健康的な食生活を提供される環境になっている
  • 健康も(P)DCAで常に自分に合ったものを探求する(客観的データを集めていく=データドリブン)
  • 炭酸ガスが含まれていると酔いやすい(ビール、ハイボール、発泡酒)
  • 睡眠項目は既知なので省略

第4章 疲れる組織と疲れない組織

  • 他人を含めたマインドフルネス(思いやりや気配り)→思いやりは鍛えられる
  • 自己開示しやすいコミュニケーション=質問しやすい(信頼できる)会社=疲れない「心理的安全性」=パフォーマンス向上
  • コミュニケーション:まずはお菓子のおすそ分けから、ランチ、ディナー、飲み会、etc.
  • 良い質問=「自分はどんな信念や価値観に基づいて動いていて、どんな状態を理想としているか」質問された相手が自分で気づくような質問
  • Google re:Work:マネージャーが学ぶべきものをまとめたサイト
  • 信用=「ある物事が嘘偽りない、間違っていないと受け入れられる」、信頼=「ある人や物事の存在に価値を感じている、その人や物事を尊重している」
  • リスクの語源”risicare”は「勇気を持って試みる」
  • 役割が明確=期待を持ちやすい=信頼につながる
  • マネージャーの仕事:週1で1時間の1on1ミーティング「プロセスの確認」以外は相手の好きなこと
  • “Manage your manager”
  • 円滑なコミュニケーションのために記録を取る
  • 最終的なアウトプットにもっと責任を持つ

第5章 疲れない働き方ーー意義を見つける

  • 仕事での「ギブ&テイク」を考える:自分は仕事を通して何をもたらしたいのか、何を実現したいのかというミッションと、仕事を通じて何を得たいのかというギブ&テイクのバランス
  • そのためには自分の軸を見つける→図5-1
  • 結果を楽しそうに出す人は混ぜるのがうまい:仕事と遊び、趣味、日常

おわりにーー「世界の中の日本の会社にいる自分」が働いていることの意味

  • システムシンキングをもて:自分と社会全体を関連付けて考えること、たとえば今自分が「仕事がつまらない」と感じているなら、それはなぜ?どうしたら楽しくなるの?会社や社会がどうなればいいの?というふうに考える習慣