なんと、まだ「ロミオとジュリエット」「ジュリアス・シーザー」しか終わっていない。現在「ハムレット」を読書中。

ほぼすべて劇中の台詞として書かれているので、想像力がシンプルに試される気がする。とくにどんな場面でもテンポを変えず読むことになるので。緊迫した場面や急な場面転換も、脳内である種の抑揚を意識しないと、人が殺されていることにピンとこなかったりする(笑)……場面的には笑い事じゃないけど。

まだ2篇しか読み終わっていないが、全体の印象として、擬人化がコミカル。劇なのでだいたい人の語り中心になってしまうから、ボリューム感をあげるためというか、世界観をふくらませるために意識したのだろうか。

あとはまあ有名なセリフが出てきたり、いちいち示唆に富んでいたり、若干くどいと思うところもあるが、十分楽しませてくれる。

「大学教授のように小説を読む方法」では、作品はまず確実に何かのオマージュだと述べており、それは聖書、神話や故事、あとシェイクスピアがなんとそこに並べられていた。聖書や世界の神話も読んだことがない…いつ読むのだろうか。

せめて図書の返却期限2月5日までに、「ハムレット」「夏の夜の夢」は読みたいな。読書レビューは適当になりそう。だって多いし。