TVアニメ「スーパーカブ」公式サイト

スーパーカブ賛美歌、もとい賛美アニメ。日本女子高生が両親もいない、趣味もない、ないないづくしだったが通学の足として中古のスーパーカブを購入したことから世界が鮮やかになっていくお話。

ホンダ・カブ - Wikipedia。死ぬほど詳しく書いてるw

原付か……。教習所で普通車免許を取ったとき、講習1回だけ原付の試乗があった。脚が長いせいで(どうもすいませんねぇ)ハンドルを限界まで曲げようとすると脚に当たるからイライラが爆発した。車種は知らん。

やっぱり全話配信されるまで待ったほうがよかったかな。いやしばらく経ってから続きを見ることで内容を思い出し、記憶に定着できる。ライブ感というか、自分の中で勢いは弱まるが。

現実的なスカート丈が似合う女の子を書かせたら博さんの右に出るものはいないと勝手に思っている。その人がキャラクター原案、ライトノベルのイラストも担当している。あと黒髪の動きがきれい。なんだけど、アニメで十分に再現されているかと言われると……博さんが書いている漫画「明日ちゃんのセーラー服」からイメージしてしまうが(スーパーカブは読んでいない)、いま一歩鮮やかさが足りない感じ。あとは頬の赤み。縦線を長く描いて強調しすぎており、ガーンって顔のエフェクトをかけているような不自然な感じが否めない。逆に言えば縦線が長く見えない場面ではらしさというかキャラが可愛く描かれている。

演出に工夫をこらして、基本地味な作風ながら鮮やかさをうまく組み込んでいる。でもまあ地味なんだが笑 これほど地味な夏休みも珍しい。

全体としてはどうしても地味な雰囲気と、設定や周りとの関係も含めて必要最小限のつながりを意識した日常の世界観が許容できるなら、小熊のかわいさを堪能しつつ(変態目線の言い方になった)、演出の勉強をなんとなくしながらカブ魂を楽しめる。自分的には新しいPCを買ったときの感覚に近い。